フレックスフィラメントのサポート

PLAやABSといった一般的によく使用されるフィラメントはちゃんとした硬さを持っている。

でも、世の中にはゴムのような柔軟性を持ったフィラメントも売っている。

いつもとは違った『柔らかさ』を持った造形ができる!!
プリント品なのにゴムみたい!!

と、ココロ踊るような?イメージが

ABSなどに比べると割高なフレックス系のフィラメント
勇気を出して買ってみて、いざプリントとなった時にふと気になることが
『サポートどうするんだ??』

いつものフィラメントならパキパキ取れていく
2ヘッドなら、サポート用の樹脂を用意すればいい(それも大変だけど)

シングルヘッドの場合。

柔軟性があるとパキパキとはいかない
サポート用の樹脂なんて使えない
フレックスタイプでモデルとサポートを造形するしかない

後のことは後から考えればいいや。ということで造形してみる。

やっぱり、サポート取れない
ニッパで少しづつ切り取ってみる

これはいい方法。でも手間がかかる。

そこで、ちょっとした工夫。

出来上がったプリント品をそのまま冷凍庫に入れてみる
充分冷やすと、樹脂が硬くなる。

パキッとまではいかないけど、常温よりは随分と取りやすくなる
自分の体温で暖まったら、また冷凍。

この作業、時間はかかるけど意外と綺麗に取れることが多い

でも、全体が冷えて硬くなっているので、思いっきりサポートを引っ張ると、肝心なモデルの部分が破損することも。
この辺りは、『適度に』。

今回の文章だけを読んでみると、なんだか難しそうなフィラメントなんだなって印象になるかと思います。

ここはハッキリと知りたいところ。

難しいです(笑)

PLAよりも造形スピードを遅くしないととか
テーブルにうまくくっつけないととか
糸引きがとか
最初に考えなくちゃいけないことが結構あります

だからこそ、出来上がった時の達成感や喜びは本人にしかわからないものがあります

そんなチャレンジを応援するために
ニンジャボットでは
300g巻きのフレックス系フィラメントを数量限定で準備しました

ちょっと試してみたい方、是非お問い合わせください。