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講習会の開催情報をアップしました

はじめての3Dモデリング講習会

3Dプリンター製造・販売メーカーであるニンジャボットでは、3DCADソフト体験講習会を開催しています。

ご存知の通り、ここ数年の間に3Dプリンターは、個人の方、企業様問わず広く認知されるようになってきました。
機械の価格が個人の方にも手が届くような価格に下がってきたこともあり、産業・建設・医学・教育を始め、個人の趣味・娯楽等を含め、幅広い分野にて徐々に活用され始め、確実にその地盤を築きつつあります。

そんな中CADソフトメーカーの大手Autodesk社からリリースされたのが『Fusion360』という3DCADソフトです。

専門知識が無くても学べてすぐに3Dプリンターで造形体験が味わえる等、魅力に溢れた講習内容となっておりますので、お仕事目的はもちろんのこと、個人でも仲間同士でも受講可能です。

CADに興味をお持ちの方、始めてみたかったけれどもきっかけがはなかった、そんな方にお勧めの講習会です。ぜひお気軽にご参加ください。

3DCADソフト体験講習会の詳細へ

スタッフ不在のお知らせ(4月20日〜24日)

明日4月21日より4月23日まで、中国・上海で行われる3Dプリンターの展示会出展の為、
出発帰国を含め、本日4月20日より4月24日までお客様対応スタッフが不在となります。

お電話及びメールでのご質問、お問い合わせの受付はできますが、回答は週明け25日以降となってしまいます。
ご不便をおかけいたしますが何卒よろしくお願いいたします。
新機種201510

新製品3機種の近日発売のお知らせ

ニンジャボットでは、これまでご愛顧いただいておりましたFDM-200,300シリーズに加え
近日新たに次の3機種のリリースを予定しております。

(1)ニンジャボットNJB777


ニンジャボットNJB777

ニンジャボットでは大型の造形物を手軽にプリントしたいというご要望にお応えし、700x700x700㎜のサイズがプリントできる大型の3Dプリンターを近日発売いたします。
写真のモデルはプロトタイプですので正式リリース版はこれより若干の変更になる予定です。写真の状態の他にヒーター付成型テーブルが装備されます。フィラメントフィード装置も改良されます。
またオプション装備ではフィラメント切れを検知すると自動的に機械が停止し、フィラメントを継ぎ足すとプリントが再開できる機能がお選びいただけるようになる予定です。

販売予定価格は本体価格¥1,850,000(税別)〜を予定しております。


(2)ニンジャボットDLT−80


ニンジャボットDLT−80

ニンジャボットでは小型のデルタ型3Dプリンターを近日発売予定です。*写真はプロトタイプの為若干の変更が生じる可能性がございます
3軸で動くデルタ型のプリンターとしては非常にコンパクトで幅はわずか170㎜程度。写真のように簡単に持ち運びができます。
造形サイズは最大80㎜角。決して大きくは有りませんが、2台目のプリンターとしても活躍できそうです。
まずはデルタ型のプリンターを1台手元に置いてみたいという方にお勧めの製品です。

販売予定価格は¥97,000(税別)〜を予定しております。


(3)ニンジャボットFDM-150


ニンジャボットではこれまでの定番製品のFDM-200シリーズよりさらに小型で置き場所を選ばないFDM-150を近日発売いたします。
FDM-200はコンパクトで机の上におけるサイズとして主にビジネスシーンでご活用いただいておりましたが、ご家庭や小規模オフィスではもう一回り小さくてもいいというご要望にお答えし 開発したものです。
造形サイズは150x150x150㎜。FDM−200シリーズの基本コンセプトを引き継ぎながら小型化しました。

販売予定価格は¥168,000(税別)を予定しております。

展示会出展のお知らせ

この度、当社は以下の展示会に出展いたします。
実際にNinjabotを目の前で見られる機会です。ぜひ足をお運びください!



設計・製造ソリューション展

設計・製造ソリューション展
10月7日(水)〜9日(金)10:00〜18:00
会場:インテックス大阪(大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102)
招待券お申し込み



次世代ものづくり基盤技術産業展 TECH Biz EXPO

次世代ものづくり基盤技術産業展
11月18日(水)〜20日(金)10:00〜17:00
会場:吹上ホール(愛知県名古屋市千種区吹上2-6-3)
来場事前登録

新機種発売および、廃版のお知らせ

2015年3月2日(月)より、これまでのFDM-200シリーズに加え、さらに大きいものを作りたいというユーザー様のご要望にお応えし、ワークエリアの大きいFDM-300シリーズを発売させていただくことになりました。
この300シリーズをお買い求めいただきますと最大300mm×300mm×300mmサイズの造形物を作ることが可能になります。
(デュアルヘッドモデルでは270mm×300mm×300mmとなります)

また、300シリーズの発売に伴い、2015年2月末日をもって次の2機種を販売終了とさせていただくことになりました。

<販売終了機種>

・FDM-200
・FDM-200H

これに伴い、新たに加わる機種を含め、すべての機種の形式も変更になりました。

・FDM-200(旧称:FDM-200H-X)
・FDM-200W(旧称:FDM-200HW-X)
・FDM-300
・FDM-300W

今後とも、3Dプリンター Ninjabot(ニンジャボット)をどうぞ宜しくお願い致します。

Ninjabotには一般的な家庭用3Dプリンターにあるテーブルの傾き調整ネジ(水平出し)が付いていないように見えるのですが、水平出しはどこで行うのでしょうか?

よくいただくご質問ですが、確かにニンジャボットには一般的なパーソナル3Dプリンターにあるテーブルの水平調整ネジ(機構)はありません。

精度のいいアルミフレームの上に乗っかるように精度よく設置された2本のシャフトを介し上下には動かず前後方向だけに動くテーブル構造ですので、テーブルが上から下に降りてくる構造のプリンターに多い片持ちテーブル(テーブルの支点が片側にしかない)に比べ、大きく重いものを造型しても構造上テーブルがおじぎする(傾く)ことがないので調整機構はありません。

ニンジャボットも開発段階ではテーブル4隅に水平調整のネジがあり、その状態で各種実験を繰り返していましたが、実際に調整してみるとわかりますが、4点のネジでテーブルの傾きを調整しようとしてもなかなか傾きは調整できません。

例えば、右手前が他より2㎜位低そうだと思ってそこを2㎜上げて測りなおすと今度は先ほどは大丈夫であった他の3か所の高さも微妙に変わってしまいます。テーブルの素材そのものはどのようなプリンターであっても、平滑なガラスやプラスチック、金属板などからできていて曲がるものではないので、3か所の高さを変えずに1か所だけ変えることはできない為、1か所変えると他も変わってしまい、4点の高さを揃えるには何度も何度も繰り返しネジを回して調整を繰り返さなくてはならず、思っている以上に時間がかかります。
そのようにして苦労して調整して何とか水平が出たと思って射出実験を繰り返していた初期型モデルよりも、現行の調整機構がないものの方が実際に計測してみると、はるかにテーブルの水平度が高い状態になっています。
よってニンジャボットは煩わしいテーブルの水平出しの必要性そのものがありません。

当社では現在3Dプリンタを部品の試作などに使っています。造形精度にはある程度満足してるのですが、この度、耐溶剤性を求められる環境下で治具を使う必要が出てきましたので
耐溶剤性があるフィラメントを使いたいのです。

ところが現在使用している3Dプリンタはメーカー純正のABSとPLAフィラメントしか使えないようになっているため、
付属のソフトではプリンタヘッドの加熱温度をはじめ各種設定項目を自由に設定出来ないので
社外品のフィラメントが使えなくて困っています。御社のプリンターはそのあたりはどのようになっていますか?

ニンジャボットは当社推奨品以外のフィラメントの使用にも柔軟に対応しています。

現行のモデルでは240℃程度の加熱温度までで溶解できるフィラメントでしたら、ほとんどのものに対応できると思っております。
もちろんフィラメントの種類やメーカーにより特性が違いますので、綺麗に造形するためにはフィラメントの押出速度や引き戻し速度など、プリンターをお使いになる方が適宜調整するなどの工夫は必要ですが、フィラメントを溶かして射出するということに関してはほとんどのものに対応できると思います。


現在、プラスチックの切削加工で試作品を作っていますが、外部へ出すと1週間から10日くらいかかるので、期間短縮のため社内で3Dプリンターを導入し、内製化できないか検討しています。製作サイズをもう少し拡大してほしいのですが、対応可能でしょうか?

よくある質問「カスタマイズについて」の答えと同じになりますが、

(1)造形時間があまりにもかかりすぎること
(2)造形の失敗リスクがあること

を考慮すると、当社としましては、このサイズのマシンはいまだ製品に足る充分な検証、評価ができていませんので大きなものは作れません。
今後求められているテーマであることは確実ですので、いましばらくお待ちください

本体のみを購入すれば立体物の製作が出来るのでしょうか?



残念ながら、本体のみでは製作はできません。
紙のプリンターがあってもWordやExcel、Illustratorなどで作成したデーターがないと印刷できないのと同様に、別途3次元立体データー(3DCADまたは3DCGなど)が必要になります。

3次元立体データーは3DCADまたは3DCGなどをご用意いただき(有償、無償版がございます)、ご自分でデーターを作成する必要がございます。
ただし、試しに何か立体を作ってみたいという場合にはインターネット上には無償で使えるライセンスフリーの3Dデーターを集めたWEBサイトがいくつかありますので、そちらからデーターをダウンロードしてきて作ってみることも可能です。


また、それとは別に『スライサー』と呼ばれるソフトも必要となります。これは3DCADや3DCGで作成した3次元立体データーを3Dプリンターで印刷して形にするために『フィラメント(材料の樹脂)を何度で溶かすのか』とか『どのくらいの速さで印刷するのか』とか『1層ごとの厚みはどのくらいにするのか』などプリント条件を決めて3Dプリンターが動くための指示データーに変換するためのソフトの総称です。
これらも有償のものから無償のものまでインターネット上にありますので必要に応じてご用意いただくととになりますが、無償のものでも十分にお使いいただけます。